こんにちは!
皆さんは機械設計好きですか?
僕は機械設計は好きなんですが、実は辞めたくなったことも何度もあります。
今回は機械設計歴8年目の僕がどんな時に辞めたくなったのか、僕の経験と同僚たちの話をもとに現役の機械設計者がぶっちゃけていきます。
この記事を読むことで以下のことが分かります。
- 機械設計ってきついの?
- 辞める原因ってどんなこと?
- 転職したいんだけど転職先が今より環境が悪かったらどうしよう
結構、本音で嫌な面を書いてますが、結局まだ機械設計者を続けているのが結論です!
機械設計を辞めたくなった理由
機械設計を辞めたくなる理由としては以下のようなものがあげられます。
- 仕事内容が希望と異なっている
- 給与が低い・伸びない
- 残業が多い
- 人間関係が悪い
- 業界・会社に将来性が無い
- 常に納期に追われて精神的にしんどい
- 現場仕事(力仕事)がきつい
- 転勤で勤務地が僻地になった
- 長期出張がしんどい
- 設計以外の業務が嫌
この中のどれかが嫌で転職を検討している人は転職後にそれ以外にぶち当たる可能性があるので、許容できない部分はエージェントや面接、口コミサイトで確認しましょう。
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仕事内容が希望と異なっている
- 機械設計の仕事かと思ったが、実際はCADオペレーターの仕事だった
- 設計で入ったのに試作機の評価ばかり
- 最初は現場作業からと言われ半年たっても設計させてもらえそうな雰囲気がない
こんな話はよく聞きますし僕自身も経験しています。
自分の希望と異なる仕事はやりがいを感じにくくなるので、早めに上司なり先輩に相談しましょう。
黙っていると変わらない可能性が高いです。
給料が低い・伸びない
残念ですが、20代の機械設計者は給料があまり伸びません。
会社によっては毎月何十時間残業しても年収が400万円程度なんてこともあります。
残業代が付かない会社は最悪です。
上場している会社やコンプライアンスを意識している会社なら機械設計の給料は高めです。
残業が多い
後でも記載していますが、機械設計は納期があるので長時間労働になりやすいです。
朝まで加工してましたとか深夜3時までメール対応してますとか僕は聞いたことがあります。
僕も新卒で80時間までは残業したことがありますがちゃんと36協定内でした。
残業規制が社会的に広がっているので最近はましになっていますが、会社や部署によってブラックなところはまだまだあります。
給料が高い会社は残業も多い傾向があります。
人間関係が悪い
サラリーマンとして企業に所属して働く限り、人間関係は切っても切り離せません。
僕は今の会社で3社目ですが、2社目は上司とそりが合わずに苦労しました。
上司から理不尽な要求をされたようなことは誰し経験したことがあるのではないでしょうか。
メーカーは忙しい会社が多いので、忙しさのせいでストレスを感じ人間関係が悪くなっているようなこともあります。
部署間の雰囲気の悪い会社もあります。
元をたどれば設計が無茶を言いすぎて嫌われたという経緯はあるあるです。
機械設計は製造、生産技術、顧客、営業、品証、サービスetcと他部門と協力して仕事を進めます。
これだけ関連部署が多いと中にはやりにくい人がいてもおかしくありません。
業界・会社に将来性がない
最近はAIや半導体のニュースを見ない日がありませんね。
注目を集めている業界があれば、逆に斜陽産業と呼ばれる業界もあります。
そのような会社や業界は勢いがなかったり停滞していたりする場合が多いので、働いていると将来に不安を感じます。
同僚が転職し始めるといよいよです。
常に納期に追われて精神的にしんどい
機械設計をしている限り納期は必ずついて回ります。
納期が短すぎる場合や納期へのこだわりが強い会社の場合、長時間残業や低品質化に繋がり本当に疲弊します。
機械設計は休日も仕事のことを考えている人多いです。
僕は短納期は大嫌いです。
もちろん楽しんでやっている人もいますし、適切な納期は成長にもつながります。
現場仕事(力仕事)がきつい
量産だと一番最初の組み立ては設計者も一緒にすることが多いです。
一品物だと自分ですべて組み上げてしまうこともあります。
工場や客先での立会や現場作業は肉体的にも精神的にも削られます。
僕は工場応援として年に数回、2週間ぐらいラインに入って組み立て作業をしたこともありました。
こんな仕事をするために入社したのではないと言う同期は言ってましたね。
転勤で勤務地が僻地になった
大手メーカーだと工場が日本のあらゆる田舎にあるなんて企業も珍しくありません。
入社時は希望通りでも急に辞令が出て縁もゆかりもない僻地に飛ばされることもしばしば。
国内だからまだまし、なんていう強者も。
長期出張がしんどい
国内外の工場や現場へ視察、立ち合いのために数週間、数か月の出張に行くこともあります。
僕も前職で立ち上げや調査のために2か月に1回ほど1~2週間の出張に行っていましたが、妻からは出張の度に文句を言われていました。
最初1週間って話で言っても現場の状況次第では2週間3週間と伸びていくこともありましたからね。
設計以外の業務が嫌
人間関係のところでも記載しましたが、多くの人とのやり取りが必要になります。
調整業務や根回し、偉い人や顧客のご機嫌取りなどもする必要があります。
スケジュール調整や仕様などの説明資料の作成、報告書の作成など設計以外にもしなければいけない仕事がたくさんあるんです。
設計は好きだけどそれ以外が嫌いという職人肌の人は意外と多いです。
大企業はどちらかと言えば設計力以外が問われます。
機械設計に向いている人
- 機械や物理に興味がある人
- 問題解決能力が高い人
- チームワークができる人
- コミュニケーション能力が高い人
- 責任感がある人
- 几帳面な人
- 向上心のある人
機械設計は、機械の設計、開発、製造、保守などの業務を担う仕事です。
そのため、機械や物理に興味があり、問題解決能力が高いことが重要です。
また、チームで仕事をすることが多いため、チームワークができることも重要です。
さらに、お客様や上司とコミュニケーションをとる機会も多いため、コミュニケーション能力が高いことも重要です。
そして、機械設計は納期や品質など責任ある仕事であるため、責任感があり、正確性が高いことも重要です。
また、几帳面で努力家であることも、機械設計に向いている人の特徴です。
機械設計の仕事は、やりがいのある仕事です。
自分の設計した機械が実際に動いてお客様に喜んでもらえるのは、とても嬉しいことです。
また、機械設計の仕事は、常に新しい技術や知識を学ぶ必要があります。
そのため、常に成長できる仕事でもあります。
もし、機械設計の仕事をしていて今の仕事に満足していないのなら転職活動をお勧めします。
向いていなくてもやりたい気持ちがあるならチャレンジすればいい
向いている人の特徴を書きましたが、向いていないからと言って仕事にならないわけではありません。
僕自身当てはまらない部分のほうが多いです。
それでも特許を出願したり、新製品を市場に送り出したり、現場に施工に行ったりできてます。
個人的にはやりたい気持ちがあるのであれば、向いていないからとあきらめるのはもったいないと思います。
年齢にもよりますが、人生長いですし、機械設計はやりがいのある仕事なので一度チャレンジする価値はありますよ。
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まずは求人を見て今の転職市場や求められているスキルを確認してください。
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まとめ
今回は機械設計歴8年目の僕がどんな時に辞めたくなったのかを僕の経験と同僚たちの話をもとに現役の機械設計者がぶっちゃけていきました。
機械設計はしんどい面もありますが、それを上回るやりがいや楽しさがあります。
この記事があなたのキャリアを築いていくための参考になればうれしいです!
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