3回使った機械設計者が解説!リクルートエージェントは地方でも強い

僕は関西圏のメーカーで機械設計をしています。

僕自身、3回転職活動をしたことがあり、リクルートエージェントは転職活動の度にお世話になりました。

転職エージェントってどれがいいのかわからなくて悩みますよね。

リクルートエージェントはよく聞くけど、登録しようか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

今回は3回リクルートエージェントを使った僕がリクルートエージェントを使って良かった点と物足りなかった点を記事にしました。

ちなみに僕の転職時の基本情報はこんな感じです。

そら豆

・28歳、30歳時点
・関西在住
・妻有、子なし
・転職経験なし
・地方国公立大学工学部卒業
・職種は機械設計
・東証一部上場企業

この記事はこんな人におすすめです。

  • 他のエージェントに登録したけど求人が思ったより少なくて困っている
  • たくさん求人を見たい
  • 大手エージェントにとりあえず1つ登録したい

結論から言うとリクルートエージェントは転職活動時に問答無用で登録しておきたいエージェントです。

リクルートエージェントに登録する一番の目的はリクルートエージェントが保有している大量の求人を見ることです。

機械エンジニアなら求人が少ないといった悩みは解決できます。

リクルートエージェントは求人数が他のエージェントよりも多いので、地方で転職される方は是非登録しておくことをお勧めします

おすすめの転職エージェント

求人数No.1のリクルートエージェントと求人数No.2のdodaエージェントへの登録をおすすめします。

まずはエージェントではなく求人を見て今の転職市場や求められているスキルを確認してください。

リクルートエージェントとdodaエージェントに登録すれば求人の多くを網羅することができます。

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目次

リクルートエージェントの特徴

リクルートエージェント公式

リクルートエージェントは株式会社リクルートが運営する転職支援実績No.1の転職エージェントです。

運営会社リクルート
タイプ総合型エージェント
対象年齢全年代
対象エリア全国
公開求人数420,488(2023年8月6日時点)
非公開求人数313,992(2023年8月6日時点)

リクルートエージェントにはこういった強みがあります。

  • 業界最大級の非公開求人数
  • 実績豊富なアドバイザー
  • 過去の転職者のデータが豊富

2023年8月6日時点での機械エンジニアの求人は公開求人39,775件/非公開求人28,705件です。

サービスの流れ(8ステップ)

STEP
公式サイトから申し込み

公式サイトで必要事項を入力して申し込みをします。

STEP
サービス利用開始の連絡

登録が完了したら登録したメールアドレス宛にメールが届きます。

以前は登録した日に電話で連絡が来たのですが最近はメールで面談日を決めるようになりました。

時期や専門によっては紹介できる求人がないこともあるようです。

STEP
キャリアシート、職務経歴書の登録

面談前にキャリアシート、職務経歴書の提出が求められます。

面談をスムーズに進めるために可能な限り準備しましょう。

実際に書いてみることで書き方が分からない部分や自分の強みが分からないといった悩みがあれば面談時に聞くことができます。

STEP
キャリアアドバイザーと面談

面談では転職の希望時期や転職で叶えたい希望などを共有します。

キャリアアドバイザーに聞きたいことは事前にメモして聞ける状態にしておきましょう。

服装はラフなもので構いません。

僕はエージェントにいい印象を持ってほしいので襟とボタンのついたシャツを着るようにしています。

ここで担当者と相性が合わないとか不信感があったら変えてもらえます。

STEP
求人紹介

面談で話した内容に基づいて求人が紹介されます。

人によってはたくさん求人が過ぎて戸惑うようなこともあると思います。

また、希望とは全然違う求人ばかり来るようであれば、お互いの認識違いの可能性があるので、一度連絡しましょう。

STEP
書類応募・面接対策

気になる求人があったら応募ボタンを押します。

書類が通れば面接です。

面接前にエージェントと面接の対策をします。

希望すれば模擬面接もしてもらえます。

応募先の企業にもよりますが、メールや電話でどんな質問があるかなど情報がもらえます。

STEP
内定・条件調整

内定が出れば条件交渉です。

年収や入社時期を調整してもらいます。

年収交渉は企業側の稟議などの関係でできないこともありますし、妥当な理由もなく要求すれば不信感を持たれることになるので気を付けてください。

STEP
入社

正直、入社時はエージェントはほとんど関わりません。

聞いていた話と違うなど何かあった場合に連絡しましょう。

おすすめの転職エージェント

求人数No.1のリクルートエージェントと求人数No.2のdodaエージェントへの登録をおすすめします。

まずはエージェントではなく求人を見て今の転職市場や求められているスキルを確認してください。

リクルートエージェントとdodaエージェントに登録すれば求人の多くを網羅することができます。

リクルートエージェントを使って良かった点

エージェントの中でも求人数が最多

私は関西圏で転職活動をしています。

県を跨いだ移動したくないので、私の住んでいる地域に絞るとどうしても求人が少なくなります。

リクルートエージェント、マイナビエージェント、dodaエージェントの3社を使用しましたが、求人数はリクルートエージェントが一番多かったです。

リクルートエージェントの次がdodaエージェント、マイナビエージェントと続きます。

僕の希望する条件でマイページから求人を検索した場合こんな結果でした。(2022年11月時点)

  • リクルートエージェント:800件
  • dodaエージェント:500件
  • ビズリーチ:400件
  • マイナビエージェント:200件

ちなみにリクルートが業界1位で2位がdodaです。

リクルートエージェントではParsonal Desktopというマイページではキャリアアドバイザーとほぼ同じ量の求人を見ることができます。

つまり非公開求人も閲覧できるということです。

地方は求人数の母数が少ないのでその中から、選り好みしたらあっという間に求人がなくなってしまいます。

有名企業も数えられるほどしかありません。

求人数が多いということはそれだけ選択肢が多くなるので、僕は求人数は多ければ多いほど良いと思ってます。

だから求人数の圧倒的に多いリクルートエージェントへの登録は地方転職では外せません。

リクルートに苦手意識のある方は次点で求人数の多いdodaエージェントに登録しておくことをお勧めします。

求人数が多いとリクルートエージェントにしかない求人も多くなります。

コロナ禍で転職活動をしていた時も求人数の多さに助けられました。

エージェントに教育がされている

喋り方がとてもハキハキとしていました。

質問をすると高確率で「結論から申しますと・・・」と答えをスパンと言ってくれました。

しゃべり方も教育されているのではないでしょうか。

担当者のレベルが安定しているのは使う側からすると担当者の当たりはずれの差が小さいともとらえられます。

社員の教育にお金をかけれるのも大手のリクルートだからこそです。

メールや電話で質問をしてもすぐに返事が帰ってきました。

これは僕の担当さんの癖かもしれませんが、会話のテンポも早かったですね。

面談が決まると面談用の参考動画なんかもメールで教えてくれました。

過去の転職活動の時に使っていれば情報が残っている

前回転職活動をしていた時の情報も残っていました。

担当者は前任の人は産休らしく別の方が担当になったのですが、データの引継ぎがされており、僕が前回の転職でどういった企業を受けたのかも確認されていました。

データが残っている分、一度利用したこともあるので面談もスムーズに話が進みました。

転職者の大量のデータが残っているということなので、リクルートエージェントから得られる統計や傾向のような情報はかなり信ぴょう性が高いと推測しています。

転職アプリが使いやすい

転職サイトって開くのがまずめんどくさいですよね。

Webサイトだとお気に入りに入れていてもログインしないといけません。

僕の場合、スマホは格安SIMを使っているのでお昼休みとかに見ようとすると動作が重いことがあります。

リクルートエージェントにはアプリがあり、使い勝手がよかったです。

メールのやり取りもアプリでできますし、求人検索や紹介求人の観覧もできます

機能や操作方法はシンプルで求人探しに余計なストレスを感じなくて済むので助かっています。

最近ではLINEにも対応しており、LINEで新着求人の確認が可能です。

LINEでは担当者との連絡はできません(dodaはできます)

メールの頻度は程々

メールは多すぎるということもなく少ないということもないという印象です。

求人や自動メールは毎日届きますが、4~5通程度です。

担当者からのメールは何か用件がないと基本的に連絡はきません

御祈りメールが多くなってくるとしんどいですね。

リクルートエージェントの物足りない点

サポート期間が3か月と短い

ビジネスなのでしかたないのですが、サポートが3か月というのは心もとないと感じました。

すぐに転職したいというわけでもない人や慎重に進めていきたい人は焦ってしまいます。

エージェントはビジネストークもうまいので注意が必要です。

基本すぐに応募しましょうと言われます。

転職活動自体が初めての方はエージェントの勢いに押されないように気を付けてください。

逆にすぐに転職したい方や転職活動を自分のペースで進められる方にはデメリットになりません。

担当者が忙しいので電話がつながりにくい

エージェントは多くの転職希望者に対応しています。

面談や打ち合わせも日常茶飯事なので電話をかけてもつながりにくいです。

メールや留守番電話にメッセージを残すと後で回答があります。

紹介された求人の中に的外れなものもある

例えば機械系の求人を探しているのに電気やソフトの求人が来たり、希望勤務地とは異なる求人がきたりすることがあります。

リクルートの求人は8~9割程度AIによって選別されています。

エージェントの方が実際に求人の中から選別して紹介しているものはかなり少ないと思っておいた方がいいです。

AIなので過去のデータから自分と似た経歴や志向の人が受けたり、採用された求人をピックアップして紹介しているのではないかと推測しています。

僕の感覚ですが、全くやる気のない担当者や新人社員よりは良い精度で提案しているのではないかと思います。

リクルートエージェントを使うときの注意点

リクルートエージェントを使うときの注意点は「お客様気分になってしまう」ということです。

リクルートエージェントは担当者のしゃべり方や対応がとても丁寧で、そこら辺のメーカーのカスタマーサポートも顔負けです。

次第にこちらがお客様気分になっていしまいます。

心にとめておいてほしいのがエージェントのお客様は企業です。

直接お金を払って登録しているのだから当然です。

逆に転職者は一切お金を払わずにあれだけのサービスを受けることができます。

傲慢にならず真摯にエージェントや企業と向き合って活動する必要があるということは心に留めておきましょう。

また、応募する企業は自分で調べて納得した上で応募するようにしてください。

リクルートエージェントは企業へ営業に行っているエージェントとあなたと面談するエージェントは別の人です。

あなたの担当のエージェントは企業のことについて社内の営業担当からのまた聞き情報しか知りません。

リクルートエージェントの利用目的は求人数です。

エージェントには残念ながら当たりはずれがあるものと思っておいた方が無難です。

リクルートエージェントでよくある疑問

お金はかからないのか

個人は無料で使えます。

転職エージェントは成果報酬として転職者の年収の3割程度を転職先の企業がエージェントに払う仕組みだからです。

すぐに転職するつもりがないけど相談できるか

転職するつもりがなくてもいつでも相談可能です。

自分の市場価値を知る意味でも1~2年に1回程度、定期的に登録して面談することをお勧めします。

いざ転職しようと登録してみて紹介できる求人がありませんなんて言われた日には出鼻をくじかれることになります。

自分の地域に拠点がないけど利用できるか

対面以外にも電話やWebでの打ち合わせで対応してくれるので全国どこでも利用可能です。

地方の場合、求人数を稼ぐために最多求人数のリクルートと2番手のdodaは両方登録しておくことをおすすめします。

リクルートエージェントだけ登録すればいいのか

転職では目的に合わせて複数のエージェントを使うのがおすすめです。

例えば、年収を上げたい場合「JACリクルートメント」や「ビズリーチ」。

製造業に特化したい場合、「メイテックネクスト」や「マイナビメーカーエージェント」などを併用して使えば転職の成功率を上げることができます。

途中で転職活動をやめてもいいか

転職活動は自由にやめることができます。

エージェントに連絡すると大会の手続きや中断をしてくれます。

リクルートエージェントと合わせて使いたい

握手画像

転職サイト

転職サイトは「リクナビNEXT」と「doda」がおすすめです。

自分のペースで応募したい方には転職サイトが合っています。

dodaはエージェントに登録することで一緒に使えるようになるので手間も少ないです。

過去の実績に自信があったり、年収が平均よりも高い方は「ビズリーチ」もおすすめです。

転職エージェント

エージェントごとに保有している求人が異なることがあるので転職エージェントは複数登録が原則です。

dodaエージェントはリクルートエージェントにない求人も掲載されているため是非登録しましょう。

特に地方転職やニッチな職種などで求人数の母数が少ないような転職活動を行う場合はリクルートエージェントとdodaエージェントの登録は必須です。

求人数は正義です。

機械系に強い転職エージェントとしては以下のエージェントへの登録をおすすめします。

  • メイテックネクスト
  • タイズ(関西に強い)
  • クイック

20代で転職活動に不安がある方はサポートが手厚い「マイナビメーカーエージェント」もおすすめです。

メーカー系に強い特化型エージェントは面談時の話の伝わり方が総合型エージェントとは異なります。

技術の話が伝わりやすいので認識の齟齬が少なく、紹介される求人も精度が高いものが多かったです。

30代で年収を上げたいような場合は以下がおすすめです。

JACリクルートメントはエージェントの質が高く、メーカーにも強いコネを持っています。

30代以上で転職するならぜひ登録をおすすめします。

機械電気系の転職であれば、この中から選んで登録し、求人内容やエージェントの相性でどのエージェントで応募していくか決めましょう。

おすすめの転職エージェント

求人数No.1のリクルートエージェントと求人数No.2のdodaエージェントへの登録をおすすめします。

まずはエージェントではなく求人を見て今の転職市場や求められているスキルを確認してください。

リクルートエージェントとdodaエージェントに登録すれば求人の多くを網羅することができます。

まとめ

2022年11月5日時点での機械エンジニアの求人は公開求人30,176件/非公開求人23,326件です。

リクルートエージェントは求人数が圧倒的に多いので、地方で転職される方は是非登録しておくことをお勧めします。

これからの時代は機械設計者も多様なスキルが要求される時代です。

現在の職場でスキルや経験が得られるならそれがいいのですが、もしそうでないなら転職というのも選択肢の一つに入れてみてはどうでしょうか。

特に20代では自分の市場価値や世間で求められている技術やスキルを知るために1度は転職活動をしておくことをおすすめします。

転職活動をしても実際に転職する必要はありません

仮に転職した場合は自分が1つの会社に依存しなくても生きていけるという証明にもなるため、自信に繋がります。もし失敗してもやり直せる年齢でもあります。

30代以降のキャリアの考え方にも影響してくるので転職活動をするだけでもおすすめします。

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