【20代機械設計者必見】失敗しないための転職活動ロードマップ

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今回は機械設計者の僕が初めて転職したときの経験をまとめて機械設計者向けのロードマップを作成しました。

僕の場合、20代後半で初めての転職活動をし、電子機器メーカーの機械設計者から金属メーカーの機械設計者にジョブチェンジしました。

右も左もわからない中でネットの情報を頼りに転職活動をしていたことを覚えています。

転職活動の結果、下の図のように転職活動を始めてから約5ヵ月後には次の職場で働き始めることができました。

3ヵ月の転職活動と1ヵ月の引継ぎ、1ヵ月の有休消化といった流れです。

思い返せばもっとああしておけばよかったな、なんてことがたくさんありました。

この記事では転職を振り返ったときの後悔も盛り込んでいます。

これから転職を考えている人にはかなり有益な情報になっています。

この記事はこんな転職初心者の方にお勧めです。

  • 転職活動って何から始めればいいの?
  • 具体的にどんなことをするのか知りたい
  • 転職活動全体の流れを知りたい
  • 次の職場で働くまでどれくらいの期間が必要なのか知りたい!

では見ていきましょう。

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目次

転職活動にかかる期間

2018年にエン転職が転職期間についてアンケートを実施した結果では以下のようになっています。

2022年は求人数も伸びてきており、最近は売り手市場なので、私が見聞きした体感としては3か月前後といったところです。

人によっては1か月ほどで終える人もいれば、1年経っても転職活動を続けている人もいます。

僕は5か月かかっています。

最近、転職した私の同僚は3か月でした。

逆にうちに転職してきた人は選り好みしてかなり時間がかかったそうです。

どちらがよいとか悪いとかではありません。

現職が忙しすぎて転職活動に全然時間が取れない人もいますし、逆に毎日定時上がりで有休も使いやすいという人もいるので差が出るのは当たり前です。

遅かろうが早かろうが、自分の納得できる企業に転職できれば転職成功です。

個人的にはしっかり準備をして満足度の高い転職を実現するのであれば、半年ぐらい期間は見ておいた方がいいと思います。

転職するタイミング

一度就職したらその会社で最低3年はいたほうがいいとか、合わない会社ならすぐにでも転職した方がいいとか言われますが正解はありません。

ただし、新卒の方は最低でも3年は勤めたほうがメーカー転職に関しては有利になります。

とはいっても転職は気分でしたり、考えなしにするのはおすすめしません。

転職によって人生は良い方向にも悪い方向にも変わる可能性があるからです。

転職を考えたときには、以下のことを意識してください。

  • 自分の勤務年数とスキルレベル
  • 会社、業界の将来性
  • 転職市場の様子
  • 現状抱えている不満のレベル

勤務年数が3年以上あり、実務経験を積んできたのであれば転職市場でも通用する可能性が高いです。

また、会社や業界の将来性が暗い場合は長くいることがリスクになります。伸びている業界にいる場合、そのままいたほうが良い経験を積めるかもしれません。

求人倍率は転職のしやすさに大きく影響するので、転職市場が活況な時に転職活動をした方がよい転職先が見つかる可能性が高まります。

とはいってもやはり大事にしたいのが自分の気持ちです。

現状抱えている不満や不安がどの程度のものなのか考えてみてください。

転職のタイミングに迷っている方はこちらの記事もおすすめです。

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次の職場に移るまでの転職活動の流れ

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実際の転職活動の流れは以下のようになります。

  • 転職で解決したいことを明確にする
  • 転職サイトやエージェントの登録と面談
  • 応募企業の選定
  • 応募して書類選考・面接
  • 内定承諾
  • 退職準備

以降で僕の経験も交えて解説します。

転職で解決したいことを明確にする

機械設計をしている人で仕事を辞めたいと思ったことがない人なんていないはずです。

しかし、転職を考えるきっかけや原因は人それぞれ違います。

例えばぱっと思いつくだけでもこんな理由がありますよね

  • 年収が低い
  • 違う物を作りたい
  • 現場の仕事がしんどい
  • 工場、営業、品証、サービスなどの関連部門がうるさい
  • 残業が多い
  • 市場価値を確かめるために転職活動をしてみたい
  • 人間関係
  • 会社への不信感
  • 家族との時間をとりたい
  • キャリアアップしたい
  • 都会に住みたい
  • 出張が多い
  • 転勤したくない

などなど挙げればきりがありません。

自分が「なぜ仕事を辞めたいと思ったのか」を明確にしましょう。

意外とはっきりした理由がないってパターンもありえます。

転職理由を明確にする理由は、人によっては転職しなくても解決できるかもしれないからです。

例えば部署異動させてもらったり、上司に直訴したりすることで解決できることもあります。

会社としても辞められるぐらいならと聞き入れてくれる可能性は十分あります。

また、理由によっては転職しても解決しないという落とし穴もあるからです。

だからまずは自分がなぜ仕事を辞めたいのかを明確にしましょう。

そして転職で解決したいことに優先順位をつけます。

例えばこんな感じです。

  1. 勤務地
  2. 年収
  3. 仕事内容

優先順位をつけることで、転職活動で迷走することも少なくなります。

いわゆる転職活動の軸というやつです。

僕が転職した理由は以下の記事に書いてありますので、興味のある方はどうぞ。

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会社を辞めなければ解決しないという人は転職サイトに登録したり、転職エージェントに相談したりしましょう。

今すぐに転職しようと思っていない人は市場のチェックや自身の市場価値の確認を目的に転職活動を始められることをおすすめします。

自己分析が大事とよく言われますが、自己分析には終わりも正解もないのでほどほどにしましょう。

転職サイトや転職エージェントへの登録と面談

最初にすることは以下のようなことです。

  • 転職サイト、転職エージェントへの登録
  • 履歴書作成
  • 職務経歴書作成
  • エージェントとの面談
  • 求人情報を見る

では1つずつ解説します。

転職サイトやエージェントに登録

え?いきなり転職エージェントに登録?って思った方は以下のような転職サイトに登録しましょう。

【公式】リクナビネクスト 【公式】doda

まずは求人だけ見たいという方に転職サイトはおすすめです。

転職サイトも便利ですが、求人数が多く使い勝手が良いのは転職エージェントです。

dodaは転職サイトとしてもエージェントとしても使えるのでおすすめです。

転職エージェントはこんな人も歓迎してくれます。

  • すぐに転職する気はないけど今の転職市場を確認したい
  • とりあえず今の自分の市場価値を知りたい

転職サイトも転職エージェントも無料で使えるので安心してください。

誰もに登録をおすすめできるのは求人数の多いリクルートメントエージェントとdodaです。

【公式】リクルートメントエージェント 【公式】doda

他にもメーカー志望の20代で初めての転職ならサポートの手厚いマイナビメーカーエージェントがおすすめです。(ただし地方の場合、リクルートやdodaに比べ求人が少なくなります)

【公式】マイナビメーカーAGENT

転職エージェントに登録するとまず面談しましょうと電話やメールで連絡がきます。

面談というと構えてしまいますが、転職の相談といったイメージです。

転職に迷っている人でも面談は可能です。

無料でキャリアの相談もできますし、現在の転職市場について教えてくれるので面談はしておいて損はありません。

市場の情報を得るのに転職エージェントの利用は非常におすすめです。

エージェントの担当者には当たりはずれがあるので複数登録することをおすすめします。

業界や会社が違うと同じ機械設計でも仕事の進め方や価値観は全く異なります。

機械設計者って視野が狭くなりがちで、自分の会社や業界のことぐらいしか知りません。

仕事を覚えたり、こなしたりすることにいっぱいになっている20代の方は一度、転職活動をしてみることで視野が広くなります。

※実際に転職するかどうかは内定が出てから決めることです。

2022年11月に僕がエージェントに話を聞くと機械設計職の求人はコロナ前より増えていると言っていました。

コロナ禍で採用を絞っていたメーカーはその反動で機械設計ができる人材を求めています。

実際に求人は右肩上がりで増えています。転職活動するにはいい時期だと思います。

とりあえず網羅的に求人を見たいといった方は求人数業界No.1のリクルートエージェントがおすすめです。

【公式】リクルートメントエージェント

関連記事:3回使った機械設計者が解説!リクルートエージェントは地方でも強い

履歴書・職務経歴書の作成

履歴書

エージェントに登録した場合、面談の前に履歴書と職務経歴書を送ってくださいと言われます。

転職エージェントのサイトやマイページで必要事項を記入するとそのまま履歴書や職務経歴書のフォーマットに変換されてダウンロードできます。

職務経歴書に決まったフォーマットはないので何を使っても構いません。

テンプレートは大手転職エージェントが用意しているので是非参考にしてみてください。もちろん内容の丸パクリはNGです。

履歴書と職務経歴書は面談のベースになるので簡単にでもいいので絶対に作成してください。

書類がないとエージェントによっては転職意思が低いとみなされて適当にあしらわれる可能性もあります。

転職エージェントは「優秀な人」や「転職してくれそうな人」には親身になって相手をしてくれます。

書類作成を怠ると面談の効果も激減しますし、そのあとに紹介される求人も的外れなものばかりになります。

書き方がわからなかった場合はそのことも面談時に相談するといいでしょう。

初めての転職なら職務経歴書はびっくりするぐらい書けないと思いますよ。

関連記事:エージェントの選び方と書類準備

転職エージェントとの面談

転職エージェントに登録した人は面談があります。

コロナ以降、電話かWebか対面のいずれかが選択できます。

どこでもできて顔を見て話せるWeb面談がおすすめです。

面談時は髪の毛を整えてシャツのような清潔感のある服装で臨みましょう。

見た目で仕事できなさそうと判断されてしまえばエージェントもこちらに力を割いてくれなくなります。

面談時間は1時間前後なので意外と短いです。

転職時期や希望条件によっては紹介できる求人がなく早めに終わる場合もあります。

質問や気になっていることはすぐ聞けるようにメモなどで用意しておきましょう。

また、エージェントとの面談で履歴書や職務経歴書の内容に修正が入った場合、面談後に修正してから確認してもらいましょう。

面談後にエージェントは本腰を入れてあなたに合う求人を提案してくれます。

応募する求人を見つける

転職サイトで見つけた企業やエージェントに紹介された企業を確認しましょう。

エージェントの場合、的外れの求人ばかり紹介されるようだったら面談時に意図が伝わっていない可能性があるのでメールや電話で連絡してください。

気になる求人があったら会社のホームページや四季報で調べてみましょう。

エージェントから聞いた情報が間違ったりしていることもよくあります。

転職エージェントに任せきりにしてはいけません。必ず応募企業は自分で調べてから応募するようにしてください。

大きな会社であれば、口コミサイトで評判が確認できます。

履歴書登録などして条件を満たすと会社の口コミ情報を無料で見れます。

転職会議は面接情報の口コミもあるのが特徴です。

口コミの中には信ぴょう性の低いものもあるので、あくまで参考までにとどめておきましょう。

伸びている業界や給料の高い業界の調べ方が知りたいという人のためにこちらの本をご紹介します。

僕は毎年購入して自分の興味のある業界を調べています。

業界の有力企業やこれから注目されるであろう業界などがまとめてわかりやすく紹介されています。

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急成長しているような業界や企業は人員不足で採用のハードルが下がっていることがあるのでチャンスです。

SPIテスト対策

大手企業を受けるのであればSPIテストなどの試験対策も必要になります。

一般的に中途採用時のSPIテストは新卒採用時に比べて合格点は低いと言われています。

問題自体はじっくり考えれば解けるようなものが多いですが、SPIのポイントはスピードです。

私もSPIは何回か受けましたが、とても難しかったです。それでも対策をしてから受けているので今のところSPIで落ちたことはありません。

私は市場に出ている対策本で勉強しました。2~3周ほど解いて解けない問題がないようにします。

余裕があればYoutubeや他のテスト問題も解いています。

SPIのポイントは解法が瞬時に思いつくかどうかなので慣れあるのみです。

SPI自体は侮らずしっかりと事前に準備して対策しておけば中途の場合、合格率は低くありません。

しかし、多くの人は勉強や対策をせずに受けて落ちています。

応募して面接に挑む

書類選考の通過率は低い

求人情報やエージェントからの紹介のあった求人に興味のあるものが見つかったら応募します。

僕も2か月かけていろんな企業に応募し面接を受けていきました。

応募したのは20社ぐらいで面接にたどり着いたのは5社でした。ちなみに大企業は書類選考で全滅。

書類選考で落ちることが多いとは聞いていましたが、実際に体験してみると精神的に辛かったです。

書類選考が通らないからといって弱気になるのはよくありません。

書類選考なんて普通に落ちます

業種や職種を変えようとして求人票とのマッチ率が低い場合は特にです。

通過率は市場の雰囲気やエージェントによっても変わります。

コロナ禍では10~15%程度と聞いていましたが、2022年11月時点では15~25%程度と聞きました。

職務経歴書は闇雲に経験を書くのではなく、応募企業の求人内容に合わせて書くことで通過率が上がるので試してみてください。

企業ごとに分けて書くのは大変ですが、書類を通すためです。

企業の種類が似通っているならそこまで大きな変更はないはずですが、自己PR蘭は企業に合わせて都度変えましょう。

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転職を急いでないなら、志望順に1社1社丁寧に準備して選考を進めていくことをお勧めします。

面接では企業に寄り添ったアピールをする

面接

面接では受かりたい一心で嘘をつく人がいますが、おすすめしません。

例えば海外に全然興味のない人が「海外の仕事に興味はありますか?」と聞かれてとても興味があると答えて入社数か月後に海外転勤の辞令が出るなんてこともあります。

ではどうすればいいのかというと、自分が貢献できる部分と企業が求めている部分でマッチするポイントを強く推してアピールします。

企業が求めている部分は求人やホームページを見直したりエージェントに聞いたりして確認しましょう。

企業と個人は面接の場ではあくまで対等です。

譲れる部分は妥協し、譲れない部分はしっかり主張します。

その上で採用した方がいいと思われるようアピールする必要があります。

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内定承諾

握手画像

内定が決まると企業側から採用時の詳細な条件を提示されます。

企業によっては最終面接後に条件面談が設けられる場合もあります。

給料や勤務地、採用時の役職などが提示されるので、問題なければ承諾の旨を伝えて転職活動は完了です。

提示された年収が低い場合はエージェントに相談しましょう。(ただしどうにもならない場合も多々あります)

僕は転職活動を始めて3か月目に面接を受けた東証一部上場企業の子会社から内定をもらうことができました。

ここら辺は少し運のような要素もあるので短い長いは人それぞれです。

求人も時期によって変わっていくので優良求人が出てくるまで待つのも戦略です。

転職エージェントは転職を急かしてくる人もいるので、流されないように注意しましょう!

僕自身の転職では正直、少し焦りすぎたかなと今となっては思います。

内定が決まった後に今の会社よりも興味のあるロボットメーカーの求人が出てきて後悔しました。

次は長期目線で転職するように心がけているので、求人は週1でチェックするようにしています。

次は1年くらいかけてじっくりするのもいいかもしれません。

引継ぎをして退職準備

上司に退職を伝える

内定が決まったら、退職の意志を上司に伝えます。

本当はすぐに言うべきなんですが、僕は1週間程度待ってボーナスもらってから上司に退職の報告をしました。

もらえるものはもらっておこうの精神です!

ボーナス前に退職を伝えると会社によってはボーナスが減る場合があります。僕の現職の会社は5割ほど減ります。

上司に伝えるときはどこか会議室などの個室では2人きりの状況を作りましょう。

この時に「退職願」も上司に渡せると後々スムーズに話が進みます。

面接も緊張しましたが、退職を伝えるのも緊張したことを覚えています。

個室の会議室を予約し、上司にメールで呼び出した時のはいい思い出です。

引き止め防止のコツは上司には最初に次の職場がすでに決まっていることを伝えることです。

有休消化も計算して最終出勤日を調整することが大切です。

同僚へ業務の引継ぎ

内定の次の日から引継ぎ資料はきちんと作っていました。

僕の場合、とんとん拍子に話は進んでいきました。

機械設計は設計思想や仕様書、部材の保管場所など後任に引き継ぐものが有形、無形といろいろあるので引継ぎは気合を入れましょう。

引き継ぐ相手も忙しいでしょうが、最終出社日までに必ず可能な限り引き継ぎましょう。

どんなに念入りに引き継いでもいなくなった後に苦労されることは避けられません。

そうは言っても後は野となれ山となれと適当に引継ぎを済ませてしまうのはお勧めしません。

もしかしたら出戻るような人もいると思いますし、前職と現職の会社が近い場合は展示会とかでばったり出くわしたりしますよ。

前職でそこそこまじめに仕事した甲斐もあって僕は出戻りの打診の連絡がありました。

自分自身もしっかりと引継ぎをして最後の一仕事を終えたほうが気持ちよく有休消化に入れます。

ただし、優しさや人の良さに付け込まれてずるずると引継ぎ期間を延ばさないように注意してください。

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有休消化でリフレッシュ

一番大事です。

おそらく有休が消化できていない分があると思いますので、最後にまとまった休みを取りましょう。

僕は有休を1か月分まるまる使い切りました。

人によっては有休消化せずにそのまま次の職場で働き始める人もいますが、僕はお勧めしません。

ゆっくりとリフレッシュする時間を作って新しい職場に向けてエネルギーをチャージしておきましょう。

僕は社会人になって初めての1か月間の長期休暇でしたが、控えめに言って最高でした。

ただし、有休消化期間中にも次の職場に提出する書類など準備しておくことがいくつかあります。

それは以下の記事を参考にどうぞ。

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まとめ

皆さんも感じておられる通り、技術の進歩は年々早くなっています。

国外のメーカー、特にアメリカと中国の技術動向は目が離せません。

残念ながら、日本のメーカーで海外と渡り合えるの大手企業の中でもごく一部の企業だけです。

会社に自分のキャリアを任せるのではなく、自分で時代の流れを読んで必要な技術を身に着けることを求められる時代が来ました。

今の時代は転職が一般的になりつつありますが、メーカーの設計職は他の業界や職種に比べ、人材の流動性が低いです。

僕は20代のうちは経験を積むことができる環境に身を置けるよう考えて動くほうが将来は伸びるのではないかと思って転職しています。

本記事が悩んでいる機械設計者また同業の方の背中を押すきっかけとなれば幸いです。

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